
加齢による体の衰え
年齢を重ねるごとに代謝が衰え、体に脂肪がたまりやすくなってきます。中年以降になると、お腹回りについた贅肉もなかなか落ちてくれません。
急なダイエットは、長続きせず、リバウンドもしていまします。
運動を生活習慣に取り入れて、体のための食事にも注意して、健康寿命を延ばすためにも今から、健康でスリムな体作りを目指しませんか。
筋トレと有酸素運動の組み合わせで脂肪燃焼効果を高める!
たまった脂肪を外に出すには、ジョギング、ウォーキング、水泳などの有酸素運動が効果的です。
筋トレは、基礎代謝を高めるためにも行った方がいいです。何もしていない状態でも、筋肉がエネルギーを消費してくれるので、太りにくい体になります。
脂肪燃焼効果をより高めるためには、ジョギンングやウォーキングの前に筋トレをするのがよいです。筋トレにより分泌された成長ホルモンは、脂肪燃焼を高める効果があるので、その後のジョギングやウォーキングで、より脂肪が燃焼しやすくなります。
筋トレのおすすめメニュー
ジムでトレーナーに指導してもらえるとわかりやすいですが、自宅でもできます。
誰でもできる割に効果が高いのが、「プランク」です。
トレーニングマットの上にうつ伏せになり、肘とつま先で体を支えて板状にまっすぐに体を浮かせます。腹筋を意識しながらそのまま一定時間をキープすることで、体幹を鍛えることができます。
キープ時間は10秒、20秒と増やしていき、60秒を目標にするといいと思います。
「サイドプランク」は、体を横に向け、同じく肘と足先で体を支えて、まっすぐに体を持ち上げます。左右それぞれ30秒キープします。
わずかな時間でできますが、続けていくことで、インナーマッスルが鍛えられ、有酸素運動と組み合わせると、脂肪燃焼効果がより高められます。
筋肉の大きな箇所を鍛えると効果的なので、太ももを鍛えるスクワット、背筋運動、腕立て伏せは、基礎代謝を高めてくれるのに効率的な運動です。
バランスのよい食事
いくら運動しても、食べすぎは禁物です。現状キープはできるかもしれませんが、くびれたウェストまでは難しいです。
ダイエットするなら食事はとても大事です。ひとことでいうなら、健康的な食事、バランスよく栄養素をとることです。
炭水化物をまったくとらないのも好ましくありません。食べる順番で、ご飯を最後にして、ドカ食いを防ぐという方法がいいでしょう。
お通じのためにも、ごはんは食べた方がいいと思います。小さなおにぎりひとつでも満足感が得られやすいです。でもデザートを食べる時は、ご飯はぬきにしましょう。
食物繊維が白米の25倍もあるもち麦は、白米と半々くらいに混ぜて炊くと、便秘にとても効果があります。
体にいいおすすめはオリーブオイル、普通の植物油にくらべてかなり高いですが、味の素の「エクストラバージンオリーブオイル」は、クセが無く、スーパーで簡単に買えるのでおすすめです。
コーヒーは、カフェインが脂肪の分解を促進してくれるので、運動前に飲むのがおすすめです。
無理は禁物!習慣にして続けること!
無理をして痩せても長続きしません。ストレスをためたり、病気になってしまうと元も子もありません。
健康になるための生活習慣を意識すれば、それほど無理しなくても、自然なダイエットにつながっていきます。
特に中年以降は、運動を生活習慣の中に取り入れて、無理なく続けられることが大切です。