
粉ミルクはメーカーも価格も様々!
赤ちゃんのための粉ミルク。粉ミルクは、母乳があまり出ないお母さんや、授乳を交替してほしいときにとても便利です。
そんな粉ミルクをスーパーや薬局に買いに行くと、たくさんの種類がありどれを選べば良いのかわからなくなりませんか?
ミルクをあげる期間は1年ちょっと。その間、産院であげていたミルクをそのままあげるお母さんが多いと思います。もちろんそれでも問題ないのですが、メーカーによって成分の違いや価格差があります。今回は、そんな粉ミルクの違いを紹介します。
価格で選ぶならコレ!
ミルクをよく飲む赤ちゃんだと、粉ミルクの家計に与える負担はかなりのもの。
私は生後半年くらいまでは産院で使っていたミルクをそのまま使っていましたが、飲む量が増えてくるこの頃には月に1万円以上の負担になっていました。
仕方のない出費だけど、今後さらに負担が増えるのはきつい・・・と考え、検討してサンプルを試し、変えたのがこちらです。
□「和光堂 はいはい」

もともと使っていたミルクの価格の半分で、消化も問題なさそう。そして溶けやすく使いやすい粉ミルクです。
母乳の成分とバランスに近づけた粉ミルクで、甘すぎず赤ちゃんに飲みやすい味に仕上がっているそう。和光堂さんはサンプルを送ってくれるキャンペーンを度々行っているので、消化や飲みっぷりに問題がないか一度サンプルで試してみるのがおすすめです。
こだわって選ぶならコレ!
□「グリコアイクレオのバランスミルク」
「母乳に近い味、色、香り」とうたっているこちらの粉ミルクは、他の粉ミルクと違って溶かすと黄色っぽい色になります。
甘さを母乳に近くしているので、ミルクの味を気に入って母乳を拒否するようなことはないそうです。
「便秘がひどくていろいろなミルクを試した結果、最後にたどり着いたのがこちらです。飲みっぷりも良く、便も1日1回出るようになりました」など、質の良い粉ミルクだと伺える口コミが目立ちました。
価格は先ほど紹介した「はいはい」に比べ1缶1,000円以上高くなりますが、赤ちゃんの不調が改善するなら使う価値がありますね。
□「森永 E赤ちゃん」

私が出産した産院ではこの粉ミルクを推奨していました。
しばらく使っていて問題は全くなかったのですが、何せ高い。
「E赤ちゃん」は両親が花粉症やアトピーなどのアレルギーを持っている場合におすすめの粉ミルクです。
また、赤ちゃんは腸の発達が未完全なため、牛乳に含まれる乳タンパク質の一種である「カゼイン」という成分の消化がうまくできずに牛乳アレルギーを発症してしまうことがあります。
将来牛乳アレルギーにならないか心配な場合、こちらの「E赤ちゃん」を検討してみると良いと思います。価格は「はいはい」の倍くらいです。
使い方で選ぶならコレ!
普段は母乳、出かけるときや赤ちゃんを預けるときだけミルクという方もいます。そんな使い方の場合、1缶800gの大缶を買うと残ってしまってもったいなくなります。
毎日何度も粉ミルクを使うわけではない方には、スティックタイプやキューブタイプの粉ミルクがおすすめです。

粉ミルクのメリット
「赤ちゃんにとっては母乳が一番!」どこでも言われることですが、粉ミルクにもメリットがたくさんあります!自身の経験も交えて、粉ミルクを使うことのメリットを紹介します。
□お母さんの精神的負担が減る
母乳がうまく出なかったり、赤ちゃんが上手に吸えなかったりする場合、栄養不足が気になるところ。
粉ミルクを母乳のあとに飲ませると、お腹いっぱいになり情緒も安定してよく寝てくれるようになります。母乳だとどうしても飲んだ量がわからず、足りているかどうかわからないもの。粉ミルクを足してあげることで飲んだ量もわかり安心です。
□お母さんの肉体的労働が減る
赤ちゃんは、よく眠ってくれるようになるまで時間がかかります。生後3か月頃までは3時間おきの授乳は当たり前だし、2時間おきだったり1時間おきだったり・・・
また、1歳を過ぎても夜中の授乳が必要な赤ちゃんもたくさんいます。
夜中よく眠れず、日中も育児や家事でお母さんの肉体的な疲労はかなりのもの。粉ミルクを赤ちゃんが飲んでくれれば、お父さんに赤ちゃんを預けてお風呂にゆっくり入ったり、日中お昼寝ができたりと休むことができます。
□腹持ちが良い
母乳は赤ちゃんにとって消化しやすいものです。粉ミルクは母乳よりも消化に時間がかかるので、腹持ちが良いと言われています。お腹がいっぱいになると、赤ちゃんは安心してぐっすりと眠ることができるので、夜中の授乳も減る可能性があります。
粉ミルクはお母さんのお助けアイテム
今回は、おすすめの粉ミルクについてや、粉ミルクを使うことのメリットを紹介しました。
母乳でも粉ミルクでも赤ちゃんはしっかり大きくなってくれるので、使えるものはしっかり使って少しでも気楽に育児をしてくださいね。