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みんさんは大丈夫ですか?インフルエンザ警報発令中!

公開日 : 2019年01月31日 更新日 : 2019年01月31日
薬

「もしかしてインフルエンザ?」と思ったら・・・

「今日は3人インフルエンザで欠席だったよ」と娘。

翌日は、「欠席7人に増えてた。みんなインフルエンザらしいよ」と日に日に増えていくクラスの欠席者数。

全国的にインフルエンザ警報が発令されているなか、娘のクラスも例外ではなさそうです。

そしてついに娘も「体がだるいし、頭も痛い」と言って帰宅。締め切った教室で1日中過ごしていればそれはもう教室中インフルエンザの菌が蔓延していたことでしょう。夜には段々熱が上がってきたので、「これはインフルエンザだな」と確信しました。

翌朝、小児科を予約。朝一にWeb予約したのですが、順番待ちが既に52人いました。結局受診できたのはお昼過ぎで、結果は予想通りインフルエンザA型でした。

今年はインフルエンザA型が主流のようですね。小学校でも地域でも聞くのはインフルエンザA型ばかりです。

娘の場合はひどい頭痛と咳でした。熱は38.6度が最高で、それ以上は上がりませんでした。

どのような症状があればインフルエンザ?

インフルエンザは普通の風邪とは明らかに症状が異なります。

インフルエンザウイルスが体内に入ると、どんどん増殖します。まだ症状が出ていないこの段階ですが、この時点で「感染した」と言えます。

その後1日から3日の「潜伏期間」を経てからインフルエンザの症状が突然現れ始めます。

インフルエンザの症状・・・突然の38度以上の高熱、関節痛、筋肉痛、頭痛、全身倦怠感、食欲不振、咳、のどの痛み、吐き気・・・

初めに全身症状が強く出て、その後咳や鼻水、くしゃみなどの呼吸器症状が出てくる場合が多いようです。

それでも症状は人によって様々です。場合によっては熱がそれ程高く出ないけれど、検査をしたらインフルエンザだったということもよくあるので、体調が悪いと感じたら医療機関を受診することが回復を早め、感染拡大防止に繋がります。

抗インフルエンザ薬を利用しよう

小児科では、抗インフルエンザ薬が処方されました。

イナビル」という薬です。口から吸う、吸入型の薬です。少し前までは、ほとんど「タミフル」ばかりだったようですが、最近はいろいろな薬が開発されているのですね。たった1回の服用でOKだとか。とても便利ですね。

イナビル

吸入は初めての場合は上手くできないことがあるから、ということで調剤薬局内で薬剤師さんの指導の元、服用させてもらいました。

水も不要で、その場で吸うだけでインフルエンザの治療が終了しました。少し粉っぽいのが気になるようでしたが、上手く吸うことができました。

娘は9歳なのでイナビルは1本だけでしたが、10歳以上の場合は2本服用するようです。熱で体力が消耗している時に2本も吸入するのは大変だなと感じました。

タミフルと同じく、子どもの場合は異常行動にも注意しなければいけません。「イナビルだから大丈夫」という訳でもないようです。普段と違う行動を取ったり、うわごとを言ったり、幻覚が見えたり、意識がぼんやりしたり・・・といった異常行動がないか、少なくとも発熱から2日ぐらいは注意が必要です。

ご存知のとおり、インフルエンザのウイルスは増殖スピードがものすごく速いのです。1個のウイルスがたった24時間で100万個以上に増殖するのです。

そのためなるべく早く抗インフルエンザ薬を服用して、ウイルスの増殖をストップさせることが大切になってきます。今回処方されたイナビル以外にも1回飲むだけでOKな、「ゾフルーザ」という新薬も処方が開始されています。小さめの錠剤です。粉の吸入が苦手な場合や、乳製品にアレルギーがある場合は、ゾフルーザが処方されるようです。

ゾフルーザ

さらに咳や頭痛などの不快症状を薬で取り除いて、できるだけ安静に過ごすことが必要です。

普通の風邪とは違うので、「薬を飲まずに寝れば治る」という訳でもありません。日ごろから体力に自信がある場合でも、インフルエンザと診断されたらあまり無理をせずにゆっくりと休むようにしましょう。

登校・外出について

抗インフルエンザ薬を服用すると、人によってはすぐに熱が下がって全身症状も緩和してくるのが通常よりも早くなります。

「もう治った!」と勘違いして、外出してしまっては感染を広げることになってしまいます。

というのもインフルエンザ発症後は最低でも5日間は体内にインフルエンザウイルスが残っているので、他人にうつしてしまうことがあるのです。

発症から5日間(解熱後2日間)はしっかりと自宅で療養することが大切です。

そして、周りの人に感染させないためにも咳が出る間はマスクの着用が必要です。外出もなるべくしなくてもいいように、日ごろから非常食のストックを多めにしておくなどの準備が大切ですね。

我が家では家族間の感染は無事防げました。感染者と家族全員のマスク着用と、定期的な換気、加湿器で湿度を高く保つことで乗り切れました。




まとめ

どんなに気を付けていてもインフルエンザに感染してしまう時はしてしまうものです。インフルエンザと疑われる症状があれば早い目に医療機関を受診して、感染の拡大防止に努めることが大切です。

食べられるものを食べられるだけ食べて、水分補給をしっかりと摂って安静に過ごせば1週間程度で症状は緩和されていきます。

ところが無理をして会社へ行ったりすると、症状はますますひどくなってしまい最悪の場合は肺炎になったりすることもありますので注意しましょうね。

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