
油断に忍び寄るウィルスの危険
お正月から、風邪をひいてしまいました。
去年の大みそかに夫がダウン、その2日後にしっかり、 わたしも風邪の症状を確認しました。ここ数年、風邪をこじらせることがなく、すっかり油断していました。
今回はかなりひどく、その後、京都で年越しをして帰ってきた 息子にもうつしてしまいました。
この頃には、夫はすっかりよくなっていたようですが、 わたしは、全身の倦怠感、鼻水、せきの症状と闘いながら、お腹を下していた子供の食事作りをしていました。
子供も、ほとんど病気をしないので、油断していたのだと思いますが、年末年始を外で過ごしていて、睡眠不足やら、栄養不足やらで、体力面も低下していたのだと思います。
菌を持ち込まないという意識を持って!
風邪は、うつすのも、うつされるのもどちらもいけませんが、家には絶対持ち帰らない!というくらいの気持ちでこの時期過ごして欲しいと思います。
わたしもいつもするように、夫に「こうするんだよ!!!」と、帰宅してから洗面所まで、いっさいのものに触れずに、ひじを使って、電気をつける方法など実演して見せたのですが、「なるほど!!!」などと感心される訳もなく、「俺そこはさわらないから」と、まるで他人事のようです。
まだ寒さは続くので、インフルなども心配です。今後なるべく、ウィルスに感染せず、残りの寒さを乗り切りたいと、今日からできることはしようと思います。
加湿器を使う

普段から、やかんでお湯を沸かす時に、長く沸騰させて、湿度と暖を気をつけていたくらいで、湿度が足りていなかったので、加湿器を出して使いました。
ペットボトル加湿器で値段も安いものですが、昔から、これを2台使って冬場の乾燥をしのいできました。
風邪薬を常備
子供が小さかったころは、市販の風邪薬も常備していたのですが、ほぼ飲むこともなく、消費期限が過ぎてしまったものが多くなり、そのうち常備しなくなりました。
私自身、風邪かな?と思うことはこれまでもあり、そんな時はすぐに葛根湯を飲んで、こじらせることなく過ごせてきました。
今回は、さすがにわたしも子供も葛根湯では効きませんでした。
市販の薬も、病院でもらう薬も成分はあまり変わらないと聞き、市販の薬を買ってきて、飲みました。
常備していれば、もう少し初期の段階で飲めたので、症状の緩和はできたと思います。今後は常備しておきます。
回復期のお腹に優しいメニュー
わたしが半日寝込んでいた時に、子供は近所の弁当屋で普段食べないカキフライを食べていたことを後で知り、カキにあたったのかもしれないと判明!
フライでもあたることがあるのかといぶかりながら、予約がとれた2か所目の病院に行きました。結果、ノロではなく、胃腸炎という診断だったようです。
熱も38度台だったので、風邪気もあったのだと思いますが、下しているあいだ、ほぼ水分だけで過ごしました。
少しましになって、おかゆ、雑炊、煮込みうどんとありきたりのメニューの繰り返しで食欲もわかない中、唯一、おかわりしてくれたメニューが〈とりだんごうどんすき〉です。

材料(2人分)
白菜 | 1/8を一口大に切る |
大根 | 100gを短冊切り |
豆腐 | 1/2丁を一口大に切る |
細うどん | 2玉 |
ネギ | 小口切り |
鳥だんごたね
鳥胸ひき肉 | 200g |
玉ねぎ | 1/4個 |
酒 | 大さじ1 |
片栗粉 | 大さじ1/2 |
塩 | 小さじ1/3 |
胡椒 | 少々 |
生姜 | 少々 |
- ボウルに鳥だんごのタネを入れ、粘りが出るまでよく混ぜ合わせ、2cm大ほどのだんごにします。
- 醤油ベースの和風だしを煮立たせ、鳥だんご、白菜の芯、大根、とうふを入れ、ふたをして10分ほど煮ます。
- 白菜の葉、細うどんを加えてさらに4~5分ほど煮ます。
- 最後にネギを加えてさっと火を通して出来上がり。
しっかり煮込むことで、消化を助け、具材に味が染み込んで食がすすみます。
普段からできるウィルス対策
ウィルスの感染経路は、飛沫感染、空気感染、接触感染とあります。
普段から加湿器や濡れたものを干すなどして湿度を保ち、こまめな手洗いを心がけるようにしたいものです。
注意していることとして、タオルは共用しないということ。
タオル掛けにかけているとつい使ってしまうので、もうかけるのを止めました。使い捨ての紙タオルを置いてもいいかな、と思っています。
あと、トイレのドアノブや電気のスイッチ、便座など、ノロウィルス菌が死滅するハイター薄め液でまめに拭くようにしています。
まだまだこれからもウィルス感染が心配な時期が続きます。なるべくすきを作らないよう注意を続けたいと思います。