
プレゼントに自転車を考えている方へ
3~4歳以上のお子さんを持つ方は、そろそろ三輪車からの卒業を考えられる頃ではないでしょうか。
クリスマスプレゼントや誕生日プレゼント、進級のお祝いなどに自転車を購入する場合、どんなポイントを押さえて選べば良いでしょうか。
子供と一緒に自転車を見に行くと、好きな色やデザイン、キャラクターに目を輝かせて「これが良い!」と決めたがりますが、子供の判断だけに任せるのは禁物です。
自転車を買いに行く前に、ポイントを押さえておきましょう。
適切な種類を選ぼう
子供用の自転車には、大きく分けて3種類あります。年齢に合わせて、お子さんの成長に合わせて選んでみてください。
□トレーニングバイク

2~5歳(身長80cm~)くらいのお子さん用です。
ストライダーとも呼ばれ、ペダルがなく足で地面を蹴ってバランスを取りながら進む乗り物です。
まだ上手にペダルがこげない小さいお子さんにピッタリで、バランス感覚が鍛えられるので最近は三輪車と自転車の間で使う方が増えています。
こちらが乗れるようになっておくと、補助輪を外した自転車に慣れるのがとても早いと言います。お値段もお手頃なので、プレゼントにおすすめです。
□キッズサイクル

3歳~8歳(身長80cm~125cm)くらいのお子さん用です。12~18型で初めての自転車として最適です。
補助輪や舵取りが付いているモデルが多いので、パパやママも安心して自転車に乗せることができます。お子さん本人にとっては、操縦気分を満喫することができるので楽しく乗れます。
補助輪や舵取りは外すこともできるので、成長に合わせて長く使えます。
□ジュニアサイクル
5歳~11歳(身長110cm~154cm)くらいのお子さん用です。20~24型で補助輪が必要ないお子さんに最適です。
適切なサイズを選ぼう
靴や洋服でありがちな「すぐ大きくなるから大き目を買っておこう」という考えは、自転車ではNGです。
サイズの合わない自転車でふらふら運転するのは本人にとっても周りにとっても危険です。
公道を走り、大人の歩くペースより早く動かすこともできる自転車なので、不慮の瞬間にもしっかり制御できるものを選んでください。
必ず試乗しよう
自転車屋さんに行くと、大体の年齢や身長に合わせたサイズ表があります。それを参考にしながら、お子さんに希望の自転車にまたがってもらい両足のつま先が地面につく程度の大きさのものを選びます。
地面につま先がつく程度の余裕があれば、自転車をきちんとコントロールすることができます。
最後に
初めての愛車となる自転車は、お子さんと一緒に満足のいくものを選んであげたいですね。自転車と一緒にヘルメットやプロテクターを購入することも忘れずにしてください。そして、交通ルールもしっかり守れるように、交差点での一時停止や坂道でのスピードの出し過ぎに気を付けることなど、自転車に乗る前、また乗りながらも注意しながら見守ってあげて下さい。