
絵本の読み聞かせは子供との大切なスキンシップ
親であれば、誰でも自分の子供には感受性豊かに育ってほしいもの。絵本はそんな親心をお助けする優秀な育児アイテムです。
小さい子供とどんな遊びをしたらいいのかわからないママでも、絵本の読み聞かせなら簡単にできます。でも、いざ本屋さんに行ってみるとあまりに多くの絵本がありどれを買えばいいのかわからなくなりませんか?
今回は、我が家で子供が大好きな絵本を紹介します。保育園や幼稚園、児童館に置いてある本も紹介しているので、ぜひ絵本選びの参考にしてくださいね。
0歳におすすめの絵本

0歳のまだ意思疎通が取れない赤ちゃんへは、はっきりとした色合いの大きな絵が描いてある絵本がおすすめです。
□いないいないばあ
赤ちゃんに初めて読んであげたい絵本として有名な「いないいないばあ」。初版発行は1967年というので長きに渡り愛されている絵本です。
赤ちゃんが大好きな猫やきつねがいないいないばあをして遊びます。早い子は、この本を見ながら自分でもいないいないばあをしながら本を見ます。
□だるまさんが
だるまさんシリーズの第1弾。他に「だるまさんと」「だるまさんの」というシリーズもあり、3冊セットでプレゼントに、と売られている本屋さんもあります。
保育園でこの本を園児に読み聞かせすると、みんな「だ・る・ま・さ・ん・の」のリズムに合わせて体を動かし、「どてっ」で大笑い。
子育て経験のあるママなら知らない人はいないほど有名な絵本です。
□ぴょーん
かえるや猫、犬やバッタ、魚などがページいっぱいにぴょーんと飛び跳ねます。よくわかっていないだろう赤ちゃんもくぎ付けにする魅力がある絵本です。
1~2歳におすすめの絵本

1歳になると、だんだん自分の意志で行動できるようになります。
絵本もママが率先して選ぶのではなく、自分で読みたい本を選んで持ってくるようになる子もいます。
「ぱっ」「ぎゅっ」など擬音語が多く使われている本は、見ている子供も楽しそうです。
□おててがでたよ
バスタオルにくるまれた1歳くらいの男の子が、バスタオルから足、手、頭を順番にだしていく絵本です。
「ぱっ。おててがでたよ」「ぬぅー。あたまがでてきた」などの読み聞かせに合わせて、子供も自分の頭や手、顔などを認識していきます。
だんだん「○○ちゃんもおてて出してみて!」などの問いかけに答えられるようになってきます。
□きゅっきゅっきゅっ
「おててがでたよ」のシリーズ本です。
男の子とくまさん、うさぎさん、ねずみさんがこぼしながらスープを食べていきます。
絵本を読みながら「おててにこぼしちゃった、ふいてあげるね、きゅっきゅっきゅっ」と子供の身体も一緒に拭くような動作を見せてあげると楽しめます。
□おしくらまんじゅう
先ほど紹介した「だるまさんが」の作者さんが描いた絵本です。おまんじゅう、こんにゃく、納豆、幽霊とおしくらまんじゅうで遊んでいます。
子供はアンパンマンのような丸いものが好きと聞いたことがありますが、この本も丸くて小さなおまんじゅうが毎ページに出てくるので、子供も楽しく見られるのかもしれません。
絵本の中の「ぱくっおいしい~」「またね~バイバイ~」に合わせて手ぶりを一緒にするようになります。
□とびだすえほんシリーズ
子供が大好きなとびだす絵本。画像では「どうぶつえん」が載せてありますが、本屋さんに行くとぼくじょうやうみのいきもの、どうぶつ、むしなど様々な種類のシリーズが売られています。
本を開くと絵が飛び出し、ちょっとした仕組みで絵が動いたりする子供に人気の絵本です。1歳くらいの子供は特に大好きですが、読んだあとはしっかり仕舞っておかないと仕掛けがびりびりに破られると思います・・・。
□1さいまるごとひゃっか
まるごとひゃっかシリーズは、全6巻あります。0歳から3歳までの年齢別になっていて、だんだん絵は細かくなり、内容は数字やあいうえおが出てきます。
「1さいまるごとひゃっか」は、その中でも特におすすめの1冊です。
ページは分厚くしっかりしていて、子供が乱暴に扱ったり舐めたりしてしまっても大丈夫。リズムにのりやすい「かえるのうた」や「ドレミのうた」、手遊び歌の「いとまきまき」などの歌が載っていたり、大好きな果物や動物、車などが写真で載っています。
この本1冊でいろんなことが覚えられますよ。
3歳からのおすすめ絵本

今まで家でママと一緒にいた子供も、そろそろ幼稚園や保育園に行きだす時期。園ではたくさんの絵本とのふれあいがあるので、今までに読んだことのあるお話が出てくると子供はとても喜びます。
□名作よんでよんで
名作よんでよんでシリーズは、対象年齢3歳~6歳で、「うさぎとかめ」や「金のおの銀のおの」などイソップ童話が25話、日本の昔話は「ももたろう」や「かぐやひめ」などの昔話が20話収録されています。
日本昔話はひとつひとつの話が長くなるので、3歳はイソップ童話の方がおすすめです。たくさんのお話が可愛い絵と共に収録されていて、ママも一緒に楽しめますよ。
子育てに欠かせない絵本
子役で有名な芦田愛菜ちゃんや本田望結ちゃんは、本は惜しみなく買ってもらって、今でも本が大好きなんだとか。
あれほどすごい子供になってもらうのは大変ですが、子供の可能性を伸ばすお手伝いができるなら、こんなに嬉しいことはないですね。絵本の選定に少しでも役に立てば幸いです。