
洗面所のゴミ箱いる?それとも、いらない?
突然ですが皆さんのお宅の洗面所にはゴミ箱はありますか?もしあるならどんなゴミ箱を使っていますか?
ここでは洗面所のゴミ箱をめぐって、試行錯誤した我が家の実例をお伝えしたいと思います。
同じような悩みをお持ちの方の参考になればいいなと思います。
洗面所でも当然ですがもちろんゴミは出ます。ティッシュペーパーのゴミや綿棒、シャンプーやボディーソープなどの詰め替えのパッケージなどなど。
それから、洗濯機のゴミとリネットから出る糸くずのゴミもありますね。
人によっては、使い捨てコンタクトレンズのパッケージも毎日出るゴミです。
そして気になるのは抜けた髪の毛。洗面所でドライヤーをすると、床には抜け毛がいっぱい落ちていたりします。
このように、洗面所でも細かなゴミが中心ですが毎日ゴミは出ます。ですので、我が家でも洗面所の床にゴミ箱を用意していました。
写真のとおり、一般的なゴミ箱にスーパーなどのビニール袋をセットしていました。

ところが、このゴミ箱は掃除機をかけるときにいちいちどかさないといけないので手間がかかるのです。
なるべく床にはモノを置きたくないなと思っていたので、思い切って洗面所のゴミ箱をなくしてみました。
するとスッキリ!床にゴミ箱がないだけで洗面所が広く感じられました。
掃除機もかけやすくなりました。肝心のゴミはどうしていたかと言うと、キッチンのゴミ箱を利用していました。
我が家は、洗面所のすぐ隣にキッチンがある間取りになっています。ですので、洗面所で出たゴミはキッチンのゴミ箱に捨てるようにしたのです。
こうして我が家の洗面所からはゴミ箱が消えました。
家族から出てきた不満を解決するために
洗面所の床からゴミ箱を撤去してみて数週間が経ちました。
洗面所はスッキリしてさらに掃除機もかけやすくなったので、私自身は「これでよかった!」と思っていました。
ところが、家族からは不満が出てきてしまいました。初めは「めんどくさい」と言っていた子どもたちですが徐々に慣れて、洗面所で出たゴミはキッチンのゴミ箱へ入れてくれるようになりました。
問題は、主人。
「おい、ゴミ箱はどこ?」と何度も聞いてくるように・・・そのたびに「キッチンのゴミ箱に入れることにしたからこっちへ入れて!」と答える日々。
そのうち私もイライラしてきました。何回も場所を教えてもなかなか分かってくれない・・・
子どもと比べて、大人の方が一度慣れた習慣を変えるのはきっと難しいことなんでしょうね。
そこで、主人のために再び洗面所にゴミ箱を置くことにしました。
でも、前と同じように床には置かずに、コンパクトな蓋つきのゴミ箱を用意しました。
洗面台の横のわずかなスペースにも置ける小さいゴミ箱です。
洗面所で出るごみは小さいモノがほとんどなので、このサイズで十分だと思ったのです。洗面台の横に置くので、ゴミ箱の中身が丸見え状態になると思い、蓋つきのゴミ箱を選びました。
子どもたちはすぐに慣れて、きちんとこのゴミ箱にゴミを入れてくれるようになりました。このゴミ箱に入らない洗剤の詰め替えのパッケージなどはキッチンのゴミ箱に入れるようにしたので、何の問題もなく快適でした。ただし、主人をのぞいては・・・
主人は、「ゴミ箱に蓋があること」がとにかくめんどうくさかったみたいです。
男の人は、そんなものなのでしょうか?「何でいちいちゴミをほかすのに、蓋を開けたり閉めたりせなあかんねん!」(バリバリの関西弁です)と言って怒っていました。
「こんな蓋、ほかしてしまえ!」とまで言っていました。わざわざ蓋つきを選んだのに(笑)
もう主人にそこまで言われたら、蓋どころかゴミ箱ごと捨ててしまおうと私も思って次のゴミ出しの日に「ゴミ箱ごと全部」捨てました。
たかがゴミ箱、されどゴミ箱
「え、おかあさん、あのゴミ箱ほんとに捨てたん?」と子どもたちはびっくりしていましたが、使わないもの、使い辛いものはもういらないので、捨ててしまいます。
それが私の考え方。実を言うと、元々100円ショップで購入しているので、それほどダメージも少なかったのです。
もし高かったら、使わないと分かっていてもクローゼットのすき間に押し込んでいたかもしれません(笑)
そして、再び頭を悩ます洗面所のゴミ箱問題。
「洗面所のゴミ箱を撤去して、キッチンへ捨てに行く方法」と、「小さいゴミ箱を洗面台横に置く方法(蓋つき)」を試してみて、ことごとく失敗。
と言うか主人に適応力がなかっただけのような気もしますが・・・家族の誰かが使い辛いと感じるなら、やっぱりそのやり方は合っていないということなので、解決するまでまだまだ試行錯誤が続きます。
考えた末、またまた100円ショップへ。店内をウロウロして「これだ!」と思ったのがこちらの商品。

この商品は手紙やDMを入れたりするケースなのですが、サイズ的にも機能的にも洗面所のゴミ箱にちょうどいいと直感で思ったのです。
ケースの後ろにはフックに引っ掛けられるような穴が開いています。
我が家の洗濯機ラックにはフックをかける場所があるので、ここへ下げれば床置きせずにゴミ箱が設置できるのです。
もちろん蓋もありません。

写真のようにケースの中にビニール袋をセットしたら完成。ゴミの日にはビニール袋ごと取り替えるので、手も汚れずに簡単です。

このゴミ箱は、家族全員にも好評でした。
試行錯誤の連続でしたが、これにて洗面所のゴミ箱問題は無事解決できました。
まとめ
「邪魔だけど、なくてはならないもの」がゴミ箱ではないでしょうか?
とくに洗面所などスペースが限られている場所では、深刻な悩みにもなります。
我が家の試行錯誤の連続の末にたどり着いたゴミ箱、皆さんの参考になれば幸いです。