
秋を代表する果物・柿
少し季節がずれますが、秋を代表する果物と言えば思いつくのが柿。
栄養たっぷりで、甘みのある柿は値段も手頃で人気の果物です。
でも、食べ時が難しく、少しほっといたらもう柔らかくなっていた、なんてことありませんか?
また庭に柿の木がなっている家では毎年大量に柿がなるので、家で消費しきれなかったり、もらったけど食べきれなかったり、なんてこと経験がある人もいるのではないでしょうか。
我が家では、毎年親戚から大量の柿が届くのですが、子供は柿が苦手なため大人だけで消費するしかなく、今年も気付いたら柔らかくなってしまっていました。
捨てるのももったいないので、柔らかくなった柿の食べ方を調べてみました。

柔らかくなったら、食べられる?
まず、熟して柔らかくなった柿は食べられるのでしょうか?
答えは、臭いで判断して酸っぱいような、発酵したような臭いがしなければ食べられます。
腐り始めていると酸っぱい臭いがしたり、表面にカビが生えてきたり、皮が破れて汁が出てきたりします。
そういったことがなく、柿の甘い匂いがしたら柔らかくても食べられます。
柔らかくなった柿の救済レシピ
では食べられると判断した、熟した柿の食べ方を紹介します。
熟して柔らかくなった柿はとても甘いので、砂糖を加えなくてもおいしいジャムやアイスクリームにすることができます。
□柿シャーベット
一番簡単に柿を食べられる方法です。
柿を半分に切って冷凍して、そのままスプーンですくっていただきます。
柿の甘みが感じられ、柿の独特な食感が苦手な人でもシャーベットにすることで食べやすくなります。
□柿ジャム
柔らかくなった柿をそのままつぶしてヨーグルトに混ぜたり、バニラアイスに乗せたりして食べるとおいしくいただけます。
そのままの味でとても甘いですが、物足りなければ砂糖とレモン汁を加えて煮詰めればさらに本格的な柿ジャムが出来上がります。
□つぶして隠し味に
柿のヘタと皮を取り除き、つぶした状態でホットケーキに混ぜて焼いたり、パウンドケーキに混ぜて焼くと、自然な甘さが加わりおいしくいただけます。
□柿アイスクリーム
おすすめのレシピです。柿のヘタと皮を取り除き、ミキサーに入れます。牛乳を柿がかぶる程度入れてクラッシュします。
できたらジップロックに入れて冷凍庫へ。固まったらジップロックの上からもみもみしてお皿に取り出せば、優しい甘みの柿アイスクリームの出来上がりです。
アイスクリームのレシピを調べると生クリームが必須ですが、牛乳だけの場合でもおいしいアイスクリームができます。

柔らかくなった柿も栄養満点!捨てずに最後まで食べきろう
熟した柿の救済方法を紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
たくさんもらうとシャキシャキのうちに全て食べきるのが難しい柿ですが、ビタミンCが豊富で風邪や高血圧の予防にも良いとされている栄養豊富な果物なので、柔らかくなっても捨てずにおいしく食べられると良いですね。