
普通のエアコンとお掃除ロボエアコンを併用
南向きのリビングに8年目になるお掃除ロボエアコン、隣の部屋に5年目になる6畳用の普通のエアコンと、2台があります。
例年は、6畳の部屋のエアコンをつけっぱなしで戸を開け放って、リビングも何となく冷やしていることが多かったです。
若者はエアコンの効いた6畳で、そうでない人はリビングで寝て、ちょうどいい感じでした。リビングのエアコンは、日中の数時間稼働させる程度でした。
しかし、今年の夏は、連日35度を超える猛暑。リビングのエアコン、6畳用のエアコン、ともによく使いました。
使用後の送風はカビに効果絶大!
夏が終わり、本格的な寒さが来る前に、掃除を行います。例年のように、エアコン本体を雑巾拭きします。
6畳用のエアコンは、フィルターを洗って、本体は、触ってもいい範囲で、埃をとったり拭いたりします。
使い始めた当初から、使用時に必ずしていることがあります。リモコン設定をし、使用後に、必ず30分ほど送風することです。このおかげで、カビや臭いもなく、よく冷えます。まだ一度も業者にクリーニングを頼んだこともありません。
お掃除ロボエアコンは掃除が必要!?
気になるのは、お掃除ロボの方です。
毎年、使用頻度が少なく、使用後は長めの時間、自動で掃除をしてくれるので、これまで自分では何もせず、放置していましたが、今年は毎日のように使っていたので、さすがに気になります。
ネットでは、実はお掃除ロボこそ掃除が必要などと書かれています。
加えて、掃除の大変さや、クリーニングを頼んだ場合は、料金が通常のエアコンの倍ほどもするなど、頭の痛い話ばかり目にします。
お掃除ロボは作りが強固!フィルターの取り外しに一苦労
実は、8年放置している間も、毎年外側の拭き掃除をする際、中の掃除もできないかと思っていました。前面カバーを開けるのですが、途中までしか開かず、無理をして壊れるのが怖く、隙間から見えるフィルターがきれいなのを確認しては、そままカバーを閉じるといったことを繰り返していました。
先日、意を決して、でも恐る恐る前面カバーを上まで持ち上げることに成功しました。見る限り、フィルターは隅にうっすらと埃がある程度です。
フィルターを外すのにも随分手こずりました。自動掃除機ノズルがフィルター表面を移動するため、強固な作りになっているようです。
かなり力を入れて、やっと外すことができました。
8年越しに中を見ると…
8年越しの前面全開です。
熱交換器のアルミフィンをじっくり見ても、目で確認できるような埃はありません。
どうしたものかと思い、お客様相談室に電話してみました。
状態を説明して、自分で出来得る限りの掃除の仕方を教えて欲しいと伝えました。
外側や、吹き出し口を拭く程度で、それ以外自分でできることはなく、業者のクリーニングも現時点で必要ないとのこと。
なんだ、すごいじゃないか、お掃除ロボ搭載エアコン!というのが率直な感想でした。
種類が豊富で、進化し続けるお掃除ロボ搭載エアコン!
調べたところ、お掃除ロボ付きにも種類があって、フィルターのみの掃除のもの、エアコン内部にある熱交換器を抗菌、乾燥させるもの、アルミフィンを自動で掃除するものと、大まかに3種類あるようです。
フィルター掃除も、埃をダストボックスの中に集めるタイプと、配管を通して埃を室外に排出するタイプがあります。
構造が複雑ゆえ、掃除業者でもなかなかきちんと掃除できていないのが現状のようです。
一見して、きれいに見えているエアコンも、もしかしたら見えないところで配管の埃詰まりなどの問題を抱えているかもしれません。
しかし、最近ではこれまで不具合だった点の改良も進んできているようなので、使用環境にもよりますが、10年掃除いらずというのもかなり信憑性が高まっているようです。
買い替えの時は、検討してみる価値ありかと思います。