
みんな大好きな『唐揚げ』
唐揚げといえば、子供から大人まで大好きな人気メニュー。
お弁当のおかずに、夕食の献立に唐揚げがあると、テンションが上がってしまう人も多いのではないでしょうか。
作り手側の悩みとしては、下味を付けたのに味がしっかり付いていないことや、サクッと仕上がらないこと、時間が経つとべちゃっとしておいしくないことなどが挙げられます。今回は、揚げたてはもちろん冷めてもおいしい唐揚げの作り方のコツを紹介します。
基本の唐揚げレシピ
では、基本的な唐揚げの作り方に沿ってコツを紹介していきます。
材料は鶏もも肉2枚、白だし大さじ2、酒小さじ1、しょうゆ小さじ1、塩少々、生姜チューブ小さじ1/2、小麦粉と片栗粉1:1の割合で適量です。
小麦粉と片栗粉はどちらかのみを使うこともできますが、小麦粉だけだと柔らかくなり、片栗粉だけだと固めになります。お好みによりますが、今回は両方使うことで食べやすくカリッとする衣に仕上げています。
- 鶏もも肉を一口大の大きさにカットします。ポリ袋などに調味料を入れて混ぜ合わせ、カットした鶏もも肉を入れてよくもみ込みます。10分ほど放置し、味を染み込ませます。
- 衣は小麦粉と片栗粉を合わせて作ります。1:1の割合でよく混ぜ合わせ、唐揚げにしっかり付けていきます。
- 鍋に油を熱し、170度まで温めたら唐揚げを一つずつゆっくり入れます。一度に多く入れてしまうと油の温度が下がり、仕上がりにムラができてしまうので、隙間が空くように入れていきます。
油に入れてすぐに触ると衣が取れてしまうので、しばらく触らないようにしましょう。3分ほど揚げて、薄く色が付いてきたら一度取り出します。 - 順番に唐揚げを取り出し、3分ほど休ませます。少し時間を置くことで、余熱で火を中まで通していきます。一口大の唐揚げであれば3分ほど、大き目サイズであれば1~2分追加で放置してください。
- 油の温度を200度まで上げ、二度揚げをします。30~40秒で良い色が付いてきたら取り出します。油を切って盛り付ければ、外側がカリッと香ばしく、中身はジューシーな唐揚げの出来上がりです。
唐揚げ作りのコツまとめ
一度コツをまとめます。
- 下味はしっかりもみ込む
- 小麦粉と片栗粉の配合は1:1にし、まんべんなく唐揚げに付ける
- 170度の油で3分揚げる
- 一度取り出して休ませる
- 200度の油で二度揚げする
<おいしい唐揚げにするには高温の油で二度揚げすることが秘訣です。一度温度が下がった唐揚げを高温の油に投入することでじゅわっと油が跳ねやすいので、注意してください。
最後に
サクッジュワッと仕上がる唐揚げ作りのコツをまとめました。
検索してみると、鶏もも肉の他に鶏むね肉やささみを使ったレシピも出てきますが、基本の作り方をマスターしておけばどんな材料でも代用できます。
少々手間がかかる唐揚げですが、喜ばれる鉄板メニューなので、作り方のコツを参考に作ってみてくださいね。